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いつから?いくら?返戻率からみる学資保険の必要性と賢い選び方




お子さまが誕生すると考える保険というと学資保険を思い浮かべますが、学資保険はその性質上利率が存在し、上手に選ぶと払込み金額よりも大きな金額を受取ることができます。口座での預貯金との違いや、その必要性に迫ります。

学資保険とは?子供が生まれたら必ず加入しないとダメ?

学資保険とは、これからかかるお子様の教育費用の貯蓄を目的とした保険商品です。得にお金がかかる高校入学時や大学入学時に満期がくるように設計して、それまでに積立ててきた保険料を受け取ります。

銀行などでしっかり貯金がでができれば学資保険は必要ないのでは、と思われる方も多くいらっしゃると思いますが、上手に選ぶことができれば預貯金よりもお得に積み立てることができます。

さらに、保険なので預貯金とは違って契約者や被保険者に対する保障がついています。契約期間中に万一契約者が死亡・高度障害になった場合、それ以降の保険料が免除になり、満期日には満額受取ることができる払込免除特約や、育英年金特約など保障性の特約を貯金に付加することができます。 口座での預貯金にはつけることができない保障ですので、学資保険は必要だということが分かります。

いつから加入すれば良いの?

では、そんな必要性の高い学資保険ですが、一体いつから加入すれば良いのでしょうか。お子さまの成長に合わせて給付を受ける保険ですので、加入時期も含めタイミングを考えることが重要です。

ご加入はお早目に

保険の性質上契約者(親)も被保険者(子)も若い方が保険料は安くなります。 出産140日前の妊娠中でも加入することが可能で、この時期に加入しておくことがとても重要です。「払込免除特約」という特約を付帯する場合、契約の時点から保障が開始されるので、出産前に契約者にもしものことがあった場合を考えるとやはり早い方が良いと言えます。さらに商品によってはお子様の年齢に上限があるので注意が必要です。

給付はお金がかかる大学の入学時を狙う

学資保険の給付の受取り方は、大きく分けて下記の2通りです。

幼稚園入園や小学校入学にも費用はかかりますのでこのタイミングでも給付を受け取りたいものです。ですが、給付を複数回受取るとその都度運用額が下がるので利率も下がってしまいます。

払い終えるタイミングも早い方が良い

保険料をいつまで払い込むかも考えなければいけないポイントです。満期まで払込む場合と10年で払い込んでしまう場合では同じ満期金でも月々支払う保険料は違います。 期間を縮めて払込場合、保険料は前倒しされて跳ね上がりますが、返戻率が高くなります。

学資保険、保険料の相場は?

お子さまの教育資金を学資保険で補おうと考えた場合、十分な学資金を用意してあげたいと思いついつい高く設計してしまいがちですが、月々の保険料が高くなってしまい払い続けられなくなってしまっては元も子もありません。

著者が生命保険の相談窓口に勤務していたころ(2016年1月まで)、学資保険の相談のお客様のほとんどが予算は「1万円~1万5,000円未満」ということでした。

この「1万円~1万5,000円未満」という保険料で積立てた場合のいくらの満期金が受け取れるかというと、契約者(親)被保険者(子)の年齢によって差がありますのでこれとはいえませんが、例として男性30歳、お子様0歳の時に加入するとお子様が18歳時で300万円前後の受取は可能です(商品により差があります)

※独立行政法人日本学生支援機構「平成24年度学生生活調査結果」

このように、多くの方があげる予算の「1万円~1万5,000円未満」で18年払込んだ場合で受け取れた満期金300万円前後で、国立・公立の大学4年間の学費を補うことは可能です。「1万円~1万5,000円未満」は相場の保険料と言えます。

学資保険の返戻率ランキング

学資保険選びで重要なのはより高い返戻率での設計です。年齢や払込期間によって返戻率は変わりますが、例を挙げて返戻率の良い商品を見てみましょう。 なお、返戻率は各社の見直しなどで常に変化しています。今回ご紹介する返戻率ランキングは2016年8月現在のものです。

※保険料払込期間18歳、満期受取年齢22歳の場合

先程と重複いたしますが、加入時の年齢や払込期間によって返戻率が変わるように、付加した特約の内容によっても返戻率は変わってきます。あくまで参考までにご覧ください。

学資保険の賢い選び方

ここまでのことをまとめてみましょう。

以上の条件を満たすのが一般的な学資保険の賢い選び方と言えます。もちろん複数回給付を受けることが理想でも全く問題ありません。利率は下がってしまいますが、希望する受取りのタイミングを叶えられる商品を相談しましょう。


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